2017.5.4 天体撮影ノート

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撮影地:八ヶ岳自然文化園まるやち湖駐車場

Nikon D810A + TAMRON A007N 24-70mm + Advanced VX

昼までは曇っていたが日没のころから晴れ間が広がり、月が低くなった22時過ぎには快晴に近い状態になった。気流も落ち着いており、24時ごろから天の川も見えだした。透明度は5/1ほどではないが4/30より良好であった。
ES127mm屈折の直焦点で撮影したDSOは原因不明のブレがひどく、ほとんど使い物にならず。やむをえず途中からカメラを赤道儀にマウントし、星野写真を撮りだめた。

1)いて座〜さそり座の天の川:TAMRON A007N 24mm F2.8, ISO1600, 180sec.

2017.5.4b_いて座さそり座銀河.JPG

2)さそり座を中心に:TAMRON A007N 70mm F2.8, ISO1600, 180sec.
ややガイドが甘かった。開放のせいか周辺像の乱れも気になるところ。

2017.5.4c_さそり座銀河.JPG

3)アンタレスを中心に:TAMRON A007N 66mm F4, ISO3200, 120sec.
8コマ撮影したうちの1コマ。スタック処理をした画像の方がコントラストはくっきりとしたが、アンタレス周辺の淡い反射星雲は、1コマでもある程度はわかる。おとなしめの発色だが、こちらの方が自然な感じがした。

2017.5.4d_さそり座領域.JPG

10コマをスタック処理をしてコントラストを強調した画像はこちら。

2017.5.5_さそり座心臓部.JPG

4)バンビの横顔からはくちょうの頭にかけて:TAMRON A007N 24mm F4, ISO3200, 120sec.

2017.5.4f_銀河広角.JPG

5)はくちょう座を中心に:TAMRON A007N 24mm F4, ISO3200, 120sec.

2017.5.4g_はくちょう座銀河.JPG